6月13日、MUFGスタジアム(国立競技場)にて開催されたJリーグオールスターゲーム「DAZNカップ」。そのピッチ上で、タッチライン際での“まさかの攻防”が起こり、大きな話題を集めている。
地域ごとに編成された6チームによる、1試合30分制の1DAYトーナメント。スタジアムが大爆笑に包まれる“事件”は、「J2・J3 EAST-B」対「J2・J3 EAST-A」の1回戦、25分過ぎに起こった。
中盤右サイドのタッチライン際でパスを受けた「J2・J3 EAST-A」の田中パウロ淳一(栃木シティ)が、そのまま得意のドリブルを開始。縦突破を図ろうとした次の瞬間、テクニカルエリアで「J2・J3 EAST-B」の指揮を執っていた槙野智章監督(藤枝MYFC)が、なんとタッチラインを飛び越えてピッチ内に乱入し、田中パウロの前方に立ち塞がったのだ。
白シャツにネクタイ、スーツ姿に革靴という出で立ちの槙野監督だったが、そこはさすが元日本代表の名DF。完璧な体の入れ方でボールを奪い取り、現役選手である田中パウロのドリブルを見事に阻止してみせた。
この前代未聞の“乱入プレー”に、主審はたまらず試合をストップさせて槙野監督へイエローカードを提示。ピッチに倒れ込んで大げさに痛がっていた田中パウロも、一連の流れが終わると立ち上がり、槙野監督と笑顔でハグを交わした。スタンドは一瞬のどよめきの後、スタジアムを揺るがすほどの大きな笑い声と歓声に包まれた。

































