サッカー日本女子代表“なでしこジャパン”が6月6日、国際親善試合で南アフリカ女子代表と対戦し、5-0で快勝。この試合で21歳のMF谷川萌々子が豪快なミドルシュートを突き刺し、大きな話題を呼んでいる。
狩野倫久監督のもと、内田篤人コーチや近賀ゆかりコーチを迎え入れて新たなスタートを切った新生なでしこの初陣。「躍動感のあるフットボール」をテーマに掲げたチームは、4-2-3-1の布陣を採用した。GKに山下杏也加、最終ラインに清水梨紗、古賀塔子、南萌華、北川ひかる。ダブルボランチに長野風花と長谷川唯を据え、2列目に清家貴子、藤野あおば、宮澤ひなた、そして0トップ気味の最前線に谷川が入る攻撃的なオーダーだ。
試合は清家のキックオフ直後、開始わずか24秒の電光石火のゴールで幕を開けた。そして2-0で迎えた前半29分のことだった。
相手陣内左サイドからのスローインを下がって受けた谷川は、相手のプレスを冷静にかわして前を向く。そのままゴールに向かって斜めにドリブルで持ち運ぶと、ゴールまで20m以上ある位置からダイナミックに右足を一閃。放たれたシュートは凄まじい勢いで美しい軌道を描き、ゴール右上隅へと突き刺さった。
この規格外のゴラッソに、大阪・ヤンマーハナサカスタジアムのスタンドからは大きなどよめきが沸き起こり、谷川はチームメイトからの祝福を受けて満面の笑みをこぼす。ベンチの狩野監督は力強く拍手を送り、近賀コーチは驚きのあまり笑みを浮かべ、内田コーチも思わず感服したような表情を見せていた。

























