「持ってるぜキング!」札幌が“謎の外国人”の劇的な決勝弾で10年ぶりの6連勝! 待望のJ初ゴールに「魂のゴールだよ」「俺たちのキング」の画像
北海道コンサドーレ札幌のガーナ人ストライカーが劇的なJ初ゴールを決めた! 撮影/中地拓也

 5月9日に行われたJ2・J3百年構想リーグ地域リーグラウンド第16節で、北海道コンサドーレ札幌が4-3でRB大宮アルディージャとの壮絶な打ち合いを制し、10年ぶりとなる6連勝をマークした。後半アディショナルタイムには、FWキングロード・サフォが劇的なJリーグ初ゴールを決め、スタジアムを熱狂の渦に巻き込んだ。

 札幌の本拠地・大和ハウスプレミストドームで行われたこの一戦。試合開始前の時点で4位の札幌と3位の大宮、勝点差わずか2で迎えた注目の上位対決は、序盤から札幌が主導権を握る。前半11分の梅津龍之介の先制点を皮切りに、同39分にティラパット、同44分には荒野琢馬と怒涛のゴールラッシュを見せ、3-0のリードを奪う展開となった。

 しかし、大宮も黙ってはいない。前半終了間際に加藤聖のゴールで1点を返すと、後半2分に日髙元、同15分には山本桜大に得点を許し、札幌はあっという間に3-3の同点に追い付かれてしまう。嫌なムードが漂う中、札幌の川井健太監督が動く。後半17分、同27分と立て続けに2枚替えを行い、同37分にも交代カードを切ってピッチに活力を注入。その執念が、最後の最後で実を結んだ。

 後半アディショナルタイム3分。右サイドで縦パスを受けた白井陽斗が素早く前を向くと、相手最終ラインとGKの間にグラウンダーの鋭いアーリークロスを入れる。そこに猛然と走り込んできたのが、後半27分から出場していたキングロード・サフォだった。

 2024年8月に「謎の練習生」として来日し、自らの実力で契約を勝ち取ったガーナ出身の“キング”。今年に入って出場機会を増やしている背番号40は、自慢の快足を飛ばして相手DF陣に走り勝つと、滑り込みながら左足でシュートを放ち、ネットを揺らす。劇的な勝ち越しゴールだ。

 歓喜を爆発させたキングは、渾身のガッツポーズを繰り出しながら本拠地サポーターのもとへ。そこにチームメイトたちも次々と飛び込み、ピッチには熱狂の輪が出来上がった。

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