現地4月25日、ドイツ1部ブンデスリーガ第31節が行われ、バイエルン・ミュンヘンと対戦したマインツは3-4とホームで惜敗。激しい打ち合いの中で、サッカー日本代表MF佐野海舟が圧巻のプレーを披露した。
伊藤洋輝がスタメン出場したバイエルンは前節に優勝を決定。王者との試合だったが、ボランチとして出場した佐野の活躍もあってマインツが優勢に試合を進める。
前半15分、コーナーキックのこぼれ球に反応した佐野が中央へダイレクトで折り返し、ドミニク・コールが先制ゴール。同29分には自陣における佐野のボール奪取から最終的にパウル・ネーベルが加点した。前半アディショナルタイムには、中盤から前線のスペースへ佐野が絶妙のダイレクトパス。抜け出したアミリのシュートはクロスバーを叩いたが、跳ね返ったボールをジェラルド・ベッカーが押し込んだ。
3得点に絡んだ佐野が「らしさ」を発揮したのが前半37分のプレーだった。
自陣右サイドの低い位置でセネガルの新星サポコ・ンディアイエからボールを奪取。勢いに乗ってドリブルでタッチライン際を数メートル駆け上がってから右足でカーブをかけた絶妙の長距離スルーパスを送る。美しい弧を描いたボールは、最終ライン裏のスペースへ走り込んだシェラルド・ベッカーの「目の前」にピタリと届いた。スタンドのファンを沸かせ、放送席の実況と解説陣をも唸らせる佐野のピンポイントパスだった。














