ベルギーのジュピラー・プロ・リーグのプレーオフ1第4節が現地4月23日に行われ、シントトロイデンが2−0でアンデルレヒトを下し、待望のプレーオフ初勝利を挙げた。殊勲の先制点を決めたのはサッカー日本代表FW後藤啓介だった。
プレーオフ1で1分け2敗の未勝利が続いたシントトロイデン。迎えた本拠地での試合では、GK小久保玲央ブライアン、DF谷口彰悟、MF山本理仁、MF伊藤涼太郎、MF松澤海斗、そしてFW後藤の計6人の日本人選手がスタメン出場した。序盤から試合を優位に進めながらゴールを奪えない展開が続いたが、20歳の後藤がストライカーらしい仕事をやってのける。
スコアレスで迎えた後半30分だった。中盤でボールを受けた後藤は最前線へスプリントし、ボールは右サイドへ。伊藤涼太郎が味方との連携から右足でアーリークロスをゴール前に送る。
ボックス内で2人のDFにマークされていた後藤は、キックと同時に逆方向へのボディーフェイクを入れてニアサイドへスピードアップ。ややタイミングがずれてボールに届かないと思われたが、身長191cmの後藤は相手と接触しながらも体を投げ出すようにして右足をグッと伸ばす。わずかに触った右足のアウトサイドでボールのコースを変え、ニアサイドのゴールネットを揺らした。
現在、後藤はアンデルレヒトからレンタル移籍中。古巣への“恩返し弾”、そして試合の流れを大きく引き寄せる一発を決めた後藤はゴール裏サポーターの前で両手を広げてから渾身のガッツポーズを何度も繰り返した。















