■湘南とのホームゲームでは決定機を生かせず…
【明治安田J2・J3百年構想リーグ 4月12日 14時04分キックオフ 秋田 0ー1 湘南 ソユースタジアム】
ボール保持率が低くても、勝点を積み上げるチームがある。
明治安田J2・J3百年構想リーグ第10節が4月11、12日に行なわれ、EAST-Aグループではグループでは2位のブラウブリッツ秋田と3位の湘南ベルマーレが激突した。
シュート数やクロスやスルーパスの総数といったデータで、秋田は今リーグ全40チームで中位から下位に位置する。それでも、前半戦の9試合で7勝を記録した。そのなかには、J1から降格してきた湘南と横浜FCを、敵地で下した白星も含まれている。
今節は湘南をホームに迎えた。ホームのソユースタジアムは、風の影響を受けることが多い。秋田は風下の前半を、0対0でしのぐ。
秋田はここまで9試合で6失点だが、長澤徹監督が指揮する湘南も7失点だ。開幕節の秋田戦を除いて、複数失点を許していない。どちらもソリッドなディフェンスを特徴としており、1点勝負のゲームになりそうな予感が漂うなかで、62分に試合が動く。
秋田がCKを跳ね返して全体を押し上げたところで、湘南GKのキックがDFラインと並ぶ湘南FW山田寛人に収まる。CKの流れで前残りしていたDF袴田裕太郎へつながれ、GK山田元気が一度はシュートをブロックしたものの、跳ね返りを袴田に頭でプッシュされてしまった。
秋田の吉田謙監督は失点前に最初の交代カードを切っていたが、70分にも2枚切る。それに伴って選手の立ち位置も変わるが、このチームは複数のポジションでプレーできる選手が多い。4-4-2のシステムで戦い続けていることも含めて、選手交代や立ち位置の変更が混乱を招くことはない。機能性が保たれていく。
85分には右SBを下げてFWを投入する。同時にCB飯泉涼矢を前線へ上げ、パワープレーに活路を見出そうとする。85分には途中出場のFW梅田魅人が決定的なヘッドを放つが、枠を外してしまう。チャンスを生かしていれば勝点3をつかんでもおかしくない内容だったが、秋田は0対1で終了のホイッスルを聞くこととなった。









