桜の季節が到来した中、J2藤枝MYFCを率いる槙野智章監督の“熱弁”が試合前ロッカールームに響き渡った。
昨年末にJFA Proライセンスを取得した槙野氏は、今季から藤枝の監督に就任している。所信表明として「魂を込めて、情熱を注いでいきます」した38歳の青年指揮官の見せ場のひとつが、選手たちの気合とモチベーションを高め、チームに一体感を生む試合前のロッカールームでのスピーチだ。
3月7日に行われたジュビロ磐田とのダービーでは「血を流してでも戦え!」「我々が、藤枝が、静岡の主役になろう!」との激しい言葉でチームを鼓舞したが、3月28日に行われた北海道コンサドーレ札幌戦は“ひと味”違った。
この試合の前まで4連勝(PK勝ち2試合を含む)だった藤枝。槙野監督は「これはたまたまじゃない!偶然でもなんでもない!みんなが毎日、努力した結果」と語り、チームの成長を選手たちと共有し、自信を与え、札幌打倒への意欲を高めた。
その直後、槙野監督は「今日は3月28日、何の日だ?」と質問。選手たちが「わからないです」と口を揃えると、「今日、静岡の桜満開日です!」と叫んだのだ。さらに「桜満開日です!いい?よく考えてみて。桜、1年間ずっと眠っている。この数日間、数週間に花開くために準備している、あいつらは」と語気を強めた。
そして「これをサッカーに置き換えてみよう」と説明を続けた槙野監督は、最後に「静岡、桜が満開!藤枝MYFCの桜も満開で行きましょう!」と叫び、チーム全員で声を揃えて気合を入れた。











