現地3月21日、女子アジアカップの決勝戦が行われ、日本女子代表“なでしこジャパン”が1−0でオーストラリア女子代表に勝利し、2大会ぶり3度目のアジア制覇を達成した。21歳の浜野まいかが放った圧巻のゴラッソ弾が、日本に歓喜をもたらした。
今大会、なでしこジャパンはグループリーグ3試合を17得点無失点と無双すると、準々決勝でもフィリピン女子代表を7−0で圧倒。準決勝では韓国女子代表を4−1で下し、圧倒的な強さで決勝の舞台に辿り着いた。だが、決勝の相手は開催国オーストラリア。スタンドは有名な民謡(ワルツィング・マチルダ)に由来する同国女子代表の愛称“マチルダス”を熱狂的に応援する地元ファンで埋め尽くされ、完全アウェイの雰囲気の中でキックオフを迎えた。
見せ場は前半17分に訪れる。相手陣内に攻め込んだ流れから、左サイドバックの北川ひかるがインサイドハーフの長谷川唯へ斜めのバックパスを供給。ボールを受けた長谷川は、近くに寄ってきた浜野にショートパスをつけた。
ここで浜野が輝きを放つ。ワンタッチで内側へトラップした後、ペナルティエリア外の左45度の位置から反転して右足を一閃。強烈かつ美しい弧を描いた圧巻のドライブ弾を、逆サイドネットへ鮮やかに突き刺したのだ。
浜野は準決勝の韓国戦でも角度のないところから強烈なシュートを叩き込んでおり、これで2試合連続のゴラッソ弾。この1点のリードを、最後は5バックのブロックを敷いて最後まで守り抜いたなでしこジャパンが、見事に逃げ切り勝ちを収め、歓喜の瞬間を迎えた。



















