「巨大ギミック、かっちょええ!」J1神戸が本拠地ノエスタの“屋根が閉まる瞬間”を大公開! 寒空の決戦を熱くした圧倒的スケールに「うらやましい」の声の画像
ノエビアスタジアム神戸が、試合前から見どころを提供した。撮影/中地拓也

 J1のヴィッセル神戸が、アジア制覇にまた一歩近づいた。強敵相手の試合を勝ち抜いたのだが、試合開始前から「ある物」がファンの熱視線を集めた。

 神戸は2023年に、J1リーグ初優勝を果たした。続く2024年には、J1連覇を果たすとともに、天皇杯との2冠を達成している。

 国内では着実に、最強クラブへの地歩を固めている。そうなれば、次に目が向くのは国外での覇権だ。

 AFCチャンピオンズリーグACL)には、2020年から挑戦している。今シーズンのACLエリートも含めて4度出場しているのだが、2020年のベスト4が最高成績。まだ頂点には手が届いていない。

 11日にはACLEラウンド16の第2戦を戦い、韓国のFCソウルをホームに迎えた。第1戦では敵地で1-0で勝利しているが、油断などできない状況だった。

 当然、試合前からファンの興奮は高まっていた。そしてその視線は、ピッチ外にも引きつけられていた。正確に言えば、ピッチ上空だ。

 神戸は試合前、この試合の開催状況をSNSで説明。気温が低いため、観戦環境を考慮してスタジアムの屋根を閉じること伝えていた。

 クラブ同様、スタジアムにも歴史がある。神戸のホームであるノエビアスタジアム神戸は1970年、神戸市立中央球技場として誕生した。その後、2002年の日韓ワールドカップの試合会場となるために大変身。さらに改築を重ねて、現在の姿がある。

 現在へと至る中でも、大きな変化のひとつが屋根だ。生き物である芝、そして大事な選手や観客に快適な環境を提供するため、スタジアムを覆う巨大な屋根を開閉できるようにしたのだ。

 施工した株式会社横河ブリッジのホームページによると、開閉屋根には水平移動、折りたたみなど、いくつかの方式があるそうだ。その中から、ノエスタの屋根には「勾配移動方式」が採用されているという。

 クラブは今回の試合で屋根を閉めることを報告した投稿に続き、実際に屋根が動く様子を動画で投稿。その様子が圧巻だった。

 早送りによってわずか20秒に収められているが、まさにアーチ形の勾配を屋根が動いていくことが分かる。その巨大な屋根が左右から近づき合い、合掌するかのようにきれいに閉じるのだ。

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