【サッカー今日は何の日?3月21日】W杯初出場を目指す「アマチュア集団」!水たまりから頭脳的な決勝ゴールを決めたのは「アジアの核弾頭」と呼ばれた大型ストライカーの画像
雨中の北朝鮮戦は1-0で勝利!
1993年の5月15日にJリーグが開幕し、同年の10月28日に『ドーハの悲劇』、そして1997年11月16日の『ジョホールバルの歓喜』を経て、初めてワールドカップ出場を果たした日本サッカー界。このシリーズ連載では、時に人々を歓喜させ、時に人々を悲嘆させた、日本サッカーの歴史を紐解きながら、サッカーに関連する「今日の出来事」を紹介する。

 

 1986年メキシコ・ワールドカップを目指す日本代表はまだアマチュア集団。MF木村和司ら日産自動車(現在の横浜F・マリノス)などでサッカーを仕事にして会社に雇われる選手も増えていた中、1985年の3月21日、朝から雨が降り続く国立競技場で決勝ゴールを決めたのは、三菱(三菱重工→三菱自動車【現在の浦和レッズ】)の会社員FW原博実。前半20分、スタンドを在日の同胞の応援団で埋めた北朝鮮を相手に決勝ゴール。後方からのパスがゴール前の水たまりに止まったのを拾うと、相手選手のタックルをボールを浮かせてかわし、インサイドキックで冷静に押し込んだ。

 原が頭脳的に決めたゴールで1次予選を突破した日本はこの秋、韓国との最終予選で初のワールドカップへあと一歩まで迫った。

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