1993年の5月15日にJリーグが開幕し、同年の10月28日に『ドーハの悲劇』、そして1997年11月16日の『ジョホールバルの歓喜』を経て、初めてワールドカップ出場を果たした日本サッカー界。このシリーズ連載では、時に人々を歓喜させ、時に人々を悲嘆させた、日本サッカーの歴史を紐解きながら、サッカーに関連する「今日の出来事」を紹介する。
1993年のこの日にあったキリンカップは、翌月に始まる1994年アメリカ・ワールドカップのアジア1次予選に向けたテストマッチ。東京・国立競技場に4万8000人の観衆を集めて行われた。
翌年のワールドカップ開催国のアメリカを迎えた一戦は前半、フィジカルで押され気味の日本が先制を許すが、36分にMF森保一のサイドチェンジを受けたMF福田正博の折り返しをFWカズ(三浦知良)が右足で蹴り込み同点。好リズムで折り返した後半は68分にオウンゴールで勝ち越し、残り10分にカズがドリブル突破から粘り強く決めて3-1。
好調のカズに引っ張られた形の鮮やかな逆転勝利で負けられない1次予選に向けて弾みをつけた。










