最終節の劇的昇格に向け「フアンマの言葉に泣く」長崎の“J2頂上決戦”前のロッカールームで35歳ベテランFWが熱い1分間スピーチ!「号泣案件」「フアンマ隊長の言葉すごいよかった」の画像
クラブ、選手、サポーターが一丸となったV・ファーレン長崎が大一番に臨む 撮影/中地拓也

 J2リーグ第37節でトップの水戸ホーリーホックを下して首位に立ったV・ファーレン長崎。運命の最終節を前にチームの舞台裏に密着した映像『MATCH CAM』を公開した。

 11月23日、本拠地に水戸を迎えた長崎は勝点1差の2位。先制しながらも追いつかれる一進一退の試合を2-1と物にして順位をひっくり返した。今回公開されたエピソード19は、首位との“大一番”の裏側を撮影したもの。多くの長崎サポーターが心を震わせたのが、キックオフ直前のロッカールームでのフアンマ・デルガドの言葉だった。

 フアンマ・デガルドは2023年に長崎に再加入すると、同シーズンに26ゴールを挙げてJ2得点王に輝いた。35歳となった今季は出番を減らし、水戸戦もベンチスタートだったが、勝利に対する気持ちは相変わらず。クラブを思う気持ちは誰よりも強いかもしれない。ロッカールームでは、チームメイトに向けて熱い口調で「重要なのは今日だぞ」「歴史を作ろうぜ」と訴えた。

 サポーターに対しても、「全員が俺たちを支えてくれている。10時間、15時間、俺たちのユニフォームを買うために働いてくれている。今日、俺たちを応援してくれた人、スタジアムに来てくれた人が明日、自分たちの仕事に戻った時に、俺たちのことを誇りに思ってもらえるように全員で闘おう!」と言ってチームを鼓舞した。

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