Ｊ３の松本山雅ＦＣが発表した、今シーズンのホーム最終戦で配布する来場者プレゼントが好評だ。見た目も使い勝手の良さも最高のグッズに、他クラブのファンからも、うらやむ声が上がっている。
松本山雅は最終節を前に、１５位につけている。かつてＪ１を戦い、Ｊ３でトップのホームゲーム入場者数を誇るクラブとしては、悔しい成績だろう。
松本山雅には、他にも痛手があった。ホームスタジアムであるサンプロアルウィンで鉄骨の一部が観客席に落下し、１０月以降は使用できない状態が続いていたのだ。そうした影響もあったのか、１０月は全敗など、苦しい時期が続いた。
クラブだけではなく、ホームゲームなのに他会場へと足を運ばねばならないファンにとってもハードな時間だったはずだ。それでもクラブを熱く応援してくれたファンに、クラブは感謝の思いを１１月２９日に東京都内で開催されるホーム最終戦で届ける。なんと、来場者全員に「オリジナルブランケット」をプレゼントすると発表したのだ。
選手が手にしてもいる写真からも大きめのブランケットであることが分かり、色はもちろん、クラブカラーの緑だ。クラブ創設６０周年を記念したロゴが中央に配置され、左右に「ＣＬＩＭＡＸ」「ＡＬＷＩＮ」の文字がデザインされている。
クラブはホームページで、「ホームスタジアムであるサンプロアルウィンが使用できない中で迎える最終戦。今シーズン、さまざまな会場でクラブを支えてくださった皆さまへの感謝と、最終戦までたどり着くことができたことへの感謝の気持ちを、このブランケットに込めました。スタンドではブランケットで暖かく、ピッチには熱い声援を―」と思いをつづっている。
