「ドリブルもシュートも完璧すぎる」NECの22歳MF佐野航大が鮮やかな2人抜きドリブルからの左足一閃弾! 今季初ゴールに「まじで上手いな」「代表で見たかったよ」の画像
22歳の佐野航大が今季リーグ戦初ゴールを決めた(写真はイメージです) 撮影/中地拓也

 現地11月9日、オランダ1部エールディビジの第12節が行われ、NECナイメヘンがホームでフローニンゲンに2-0と快勝。佐野航大が鮮やかな今季初ゴールを決めた。

 今季のNECは、開幕3連勝と絶好のスタートを切りながら、第4節から貯金を吐き出す3連敗。7節で勝ち星を手にしたが、第8節からは4戦白星なし(3分け1敗)となり、11節を終えた時点で4勝3分け4敗の勝点15にとどまった。調子に乗り切れないNECは、3トップの中央に小川航基、ダブルボランチの一角に佐野を配してキックオフを迎えた。

 ホームが歓喜に包まれたのは、0−0で迎えた後半6分だった。バサル・オナルが相手陣内の左サイドをドリブルで持ち上がり、ペナルティエリアの左角でストップして斜め後ろへショートパス。走り込んだ佐野が相手DFに囲まれながらも巧みに縦へとすり抜け、ゴール左の角度のないところから左足の鋭いシュートで逆サイドネットを揺らした。

 佐野は、当時J2だったファジアーノ岡山から2023年夏にNECに移籍。2シーズンでリーグ戦49試合に出場して6ゴールを決めてきたが、今シーズンは少しポジションを下げている影響もあってリーグ戦出場12試合目での初ゴールとなった。

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