11月3日に行われた女子プロサッカー・WEリーグの第12節で、ジェフ千葉レディースが4−1とAC長野パルセイロ・レディースに勝利。試合終了間際には、16歳のMF角谷瑠菜が緩急巧みな“3人抜きドリブル”でダメ押しゴールをアシストした。
試合前の時点で勝点10(2勝4分け5敗)の千葉が同8(2勝2分け7敗)の長野を本拠地フクダ電子アリーナに迎えた一戦。千葉が前半で2点リードを奪うも、後半29分に失点して1点差とされた。直後の同31分から交代出場したのが、2009年5月9日生まれの角谷だった。
角谷は、2024年11月にWEリーグデビュー。今年3月には「最年少スタメン出場記録」と「最年少フル出場記録」を樹立し、9月にはWEリーグ初ゴールを決めている。キャリアを順調に積み重ねる気鋭の16歳は、3−1で迎えた後半アディショナルタイム突入寸前の後半44分に魅せる。
右タッチライン際の高い位置でパスを受けた角谷は、目前のDFに臆することなくリズミカルにステップを踏みながら斜めにドリブル。ボックスに進入したころには目の前にいたDF、プレスバックして来たDF、そしてサポートするDFに囲まれるような恰好になるが、一気に縦へ加速して追いすがる相手を置き去り。中央へクロスボールを送った。








