現地10月31日、チャンピオンシップ(イングランド2部)第13節が行われ、コヴェントリー・シティの元日本代表MF坂元達裕が1ゴール1アシストの活躍を見せた。
フランク・ランパード監督に率いられたコヴェントリーは、開幕12試合を終えた時点でリーグ唯一の無敗(8勝4分け)をキープしての首位。そのチームで攻撃のキーマンとなっているのが、右サイドMFを務める坂元だ。
この日も昇格組のレクサム相手に序盤から主導権を握った中、前半22分に坂元が相手陣内の中盤左サイドの低い位置から滞空時間の長い左足ピンポイントクロスを送り、エフロン・メイソンクラークのゴールをアシストする。
後半に入ってレクサムに連続3失点を喫して1−3とされるまさかの展開となったが、そこで“意地”を見せたのも坂本の左足だった。
後半43分の左サイドからの攻撃。マイナスのパスを受けたビクター・トープが、ボックス手前中央のライン間にポジショニングしていた坂元へ縦パスを送る。ペナルティアーク内でボールを受けた坂元は、狭いスペースの中で右足トラップから素早くステップを踏み、間髪入れずに振り向き様に左足を振り抜き、強烈なシュートをゴール右隅に突き刺した。







