 
    現地10月30日、ベルギーカップのラウンド32が行われ、サッカー元日本代表MF原口元気の所属するベールスホット(2部)がウェステルロー(1部)に3−2で勝利。原口は豪快なミドルシュートで価値ある先制点を奪った。
浦和レッズの下部組織育ちで2008年に17歳で公式戦デビューを果たした“至宝”原口は、2014年夏からドイツで通算10シーズンに渡ってプレーした後、2024年9月に古巣・浦和へ復帰した。今年9月には34歳で再び欧州へ渡り、ベルギーでプレーしている。
ウェステルロー戦では、坂本一彩、木村誠二との日本人対決となったが、開始早々の4分に原口が存在感を示す。相手陣内にチームが攻め込むと、左サイドから中央のグレン・クラースへボールが渡る。クラースが落とすと、原口は思い切りよく右足を振り抜いてシュート。ゴール正面約30mの位置から放たれたボールは、相手DFの間を抜けてゴール左上の隅に突き刺さる。ベルギー移籍後の公式戦初ゴールが貴重な先制点となった。
先制点を奪ったベールスホットは、その後2得点を追加。ウェステルローも前半39分に木村、後半アディショナルタイムに坂本が得点して1点差まで追い上げたが、笑顔で試合を終えたのは原口だった。
 
        






