現地10月23日、欧州ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第3節が行われ、フライブルク(ドイツ)が2-0でユトレヒト(オランダ)に勝利した。公式戦8試合ぶりにスタメン出場したサッカー日本代表MF鈴木唯人が、待望の加入後初ゴールを挙げた。
今夏にブレンビー(デンマーク)からフライブルクへステップアップ移籍を果たした鈴木は、リーグ開幕から2試合連続でスタメン出場するもチームが連敗し、自身も決定機を逃すなど結果を残せず。第3節以降はベンチスタート、さらにはベンチ外に追いやられていた。だが、現地19日のブンデスリーガ第7節のフランクフルト戦で公式戦7試合ぶりの出場を果たすと、この日は公式戦8試合ぶりのスタメン出場となった。
この起用に、鈴木が結果で応える。0−0で迎えた前半20分、自陣からパスを繋ぎ、左サイドのスペースに送り込まれたパスにクリスティアン・ギュンターが抜け出して相手陣内の最深部まで侵入。ボックス手前からマイナスのクロスを送ると、ぽっかりと空いたスペースに後方から鈴木が走り込んで相手のスライディングタックルを受けながらも右足ダイレクトシュート。インサイドでしっかりとボールを叩き、逆サイドの右上にGKノーチャンスの強烈なシュートを叩き込んだ。









