
現地10月22日、モロッコで開催されているU-17女子ワールドカップのグループF・第2戦が行われ、U-17日本女子代表がU-17ザンビア女子代表を2-0で下して2連勝を手にした。その得点後には可愛らしい“王冠パフォーマンス”も披露した。
白井貞義監督が率いるU-17日本女子代表は、10月19日に行われた初戦でU-17ニュージーランド代表を相手に3-0の快勝スタートを切った。そして中2日で迎えたこの日、前半14分に大野羽愛、同31分に中村心乃葉がゴールネットを揺らしたが、ハンドとオフサイドの判定でノーゴールとなり、0−0で前半を終了した。
均衡が破れたのは、後半24分だった。右コーナーキックからのクリアボールがボッスク外にこぼれたところに須長穂乃果が反応し、右足ダイレクトでの強烈なミドルシュートを叩き込んだ。
その直後だった。ピッチ中央で須藤を中心に歓喜の輪を作った日本の選手たちがフィールドプレイヤー全員となる総勢10人でのゴールパフォーマンスを決める。得点を決めた須長が、両サイドに式田和と松岡瑛茉を従える形でポーズを決め、その頭上には主将の青木夕菜が手で作った“王冠”が…。リトルなでしこの明るさと一体感が伝わる“絵になる姿”が披露された。