可憐な笑顔のWEリーグ得点王が“なでしこ新エース”に立候補! INAC神戸FW吉田莉胡が「高さ」を見せつける豪快ヘッド弾! 2戦連発8ゴール目で「止まらんな!」「まぢ強すぎ!りこ」の画像
新天地のINAC神戸でゴールを量産する、なでしこジャパンの吉田莉胡。撮影/原壮史(Sony α1使用)

 10月13日、女子サッカーWEリーグ第10節の3試合が行われ、INAC神戸レオネッサが2-0でマイナビ仙台に勝利して首位堅守。新エースFW吉田莉胡が2戦連発の今季8ゴール目を決めた。

 前節まで9試合を終えて7勝1分け1敗で首位に立つ好調INAC神戸が、本拠地ノエビアスタジアム神戸に4位(3勝5分け1敗)のマイナビ仙台を迎えた一戦。新エースとして躍動を続ける23歳の吉田は、この日も4−1−4—1の1トップとしてスタメン出場した。そして0-0の前半23分だった。

 左サイドからのコーナーキックが逆サイドまで流れたところを、MF愛川陽菜がキープして再び中央へクロスボールを送る。このボールに合わせたのが背番号9の吉田だった。中央で手を挙げてボールを呼び込むと、ボールの落下地点に素早く入り込み、ニアサイドから打点の高いヘディングシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。

 前節のジェフ千葉レディース戦では豪快な右足ミドル弾を決めていた吉田は、これが2試合連続得点で、今シーズン通算8得点目。2日前の試合で樋渡百花(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)に得点ランキングトップに並ばれたが、すぐさま単独トップに立ち、チームメイトたちからの祝福を受けながら可憐な笑顔を見せた。

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