“代表デビュー戦4発男”の広島FWジャーメイン良が復活のミドル弾を決める!「待望の一撃」「E-1のジャメだ」江本アナウンサーの「3段活用」実況にも注目の画像
サンフレッチェ広島のジャーメイン良が流れの中で決めた! 撮影/中地拓也

 10月12日に行われたルヴァンカップ準決勝第2戦でサンフレッチェ広島が2−1(2戦合計4−1)で勝利。FWジャーメイン良が復活のミドル弾を決めた。

 第1戦で2-0勝利を収めて迎えた本拠地エディオンピースウイング広島での一戦。この日も広島が試合を優位に進め、前半10分に加藤陸次樹が倒されて得たPKをヴァレール・ジェルマンが決める。だが、同17分に横浜FC山根永遠に強烈なロングシュートを決められる展開となった。

 “まだ安心できない”という状況で決勝進出を決定づけたのが、約3週間の負傷離脱を経てこの日ベンチ入りを果たしていたジャーメインだった。

 後半14分からの途中出場でピッチに立ち、2シャドーの一角に入った30歳のストライカーは同30分、ゴールキックからルーズボールの奪い合いとなった中、相手陣内やや右サイドの位置前を向いた状態でパスを受けると、そのまま中央へ斜めにドリブルで突き進む。そして、ゴール正面のボックス外の位置から得意の左足を振り抜くと、低弾道のシュートをゴール右隅に流し込んだ。

 今シーズン新加入のジャーメインは、開幕から1トップの位置に入ってスタメン出場を続け、ポストプレーや裏に抜け出して起点を作る動きなど献身的な働きでチームに貢献してきた。だが、最も期待された「ゴール」ついては、リーグ戦4得点もそのうちPKが3得点、ルヴァンカップの1得点もPKで、この日のゴールが今季公式戦で“流れの中”で決めた2ゴール目となった。

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