■「決めきるところで決め切れなかった」(市原主将)

 フランスGKリサンドル・オルメタの好守もあったが、日本は試合の主導権を握って計26本のシュートを放ちながら0−1惜敗。SNS上には「正直勝てた試合やった」「フットボールは残酷すぎるだろ…。内容では完全に勝ってたのに…。」「ポストとバー当てすぎ」「やっぱり決定力って大事ね」などの声。さらに「めちゃくちゃ悔しいけどめちゃくちゃ感動した」「めちゃくちゃ悔しい、きっと大敗するより悔しい“日本らしい負け方”と言われてしまうのも判るけどめちゃくちゃ感動したし、このチームのサッカーは面白かった」などのコメントも寄せられた。

 この悔しすぎる敗戦で、U-20日本代表はベスト16敗退となり、2003年UAE大会以来のベスト8入りならず。試合直後のインタビューで市原吏音主将は「決めきるところで決め切れなかった。フランスはしっかり守って最後、決め切るところを決めた。今、受け入れるのは難しいけど、これが世界の戦いだし、自分たちのベスト16の壁って言われているところの弱さ。悔しいです」と語った。

 このリベンジを、2028年のロス五輪で果たすことができるか。今大会に出場した選手たちの今後の成長が期待される。

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