「ベルカンプやアンリが得意な形」なでしこ期待の大器MF谷川萌々子がワンツーから冷静かつ力強いフィニッシュ! ブンデス初ゴールに「ど真ん中からの崩しは見事!」の画像
バイエルンに所属するなでしこジャパンのMF谷川萌々子。 撮影/中地拓也

 現地10月4日に行われた女子ブンデスリーガ第5節で、バイエルンに所属するなでしこジャパンの20歳MF谷川萌々子が待望のリーグ戦初ゴールを決めた。

 開幕3勝1分けと順調なスタートを切ったバイエルンは、この日のヴェルダー戦で谷川をトップ下でスタメン起用。そして、前半30分に先制点を奪った後の同34分だった。

 左サイドからのアーリークロスを相手がクリアしたボールを味方が拾い、谷川がゴール正面やや左、ペナルティーエリアの外の位置でパスを受ける。そして、間髪入れずに斜め前のリー・シュレルにパスを付けると、そのままボックス内に侵入してワンツーのリターンパスを受けた。残るはGKのみ。1対1の状態から冷静にコースを見つけ、狙い澄ました右足シュートをゴール右隅へ叩き込んだ。

 バイエルン加入後、カップ戦ではゴールを決めていた谷川だったが、これが今季初ゴールにして、待望の女子ブンデスリーガ初得点となった。

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