「あっ入ったの?」G大阪FW宇佐美貴史がキャプテンマーク巻き直してる間に“ヒュメット砲”炸裂! ACL快勝ダメ押しゴール時の“後ろにいる主将”が面白い!の画像
ガンバ大阪で主将を務める元日本代表FWの宇佐美貴史。撮影/原壮史(Sony α1使用)

 9月17日に行われたAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)で、ガンバ大阪がグループF開幕節で東方(香港)に3-1で勝利した。そのダメ押しの3点目のシーンでの宇佐美貴史の“キャプテンマーク”が注目を集めた。

 2008年ACL優勝の実績を持つG大阪の、2021年以来となるアジアを舞台にした戦い。本拠地の声援を受けながら、序盤からボールを支配して相手陣内に攻め込む時間が長く続いたが、相手GKイェ・ホンフェイの好セーブ連発で、なかなかゴールを奪えない。前半29分にウェルトンが先制ゴールも、すぐに同点ゴールを許して、前半を1-1で折り返した。

 だが、後半22分、宇佐美貴史が狙い澄ました右足シュート。勝ち越しに成功すると、後半28分、中盤からのスルーパスに抜け出した奥抜侃志がゴール前で倒されて、相手DFが1発レッド。そのFKを、デニス・ヒュメットが「ロケット砲」と言える強烈なシュートで直接ゴールに叩き込んだ。

 その3点目となった直接FKのシーンだった。ボールをセットしたヒュメットの後方で、宇佐美が外れた左腕のキャプテンマークを巻き直すも、なかなかうまく巻けずに手こずっていた。ヒュメットがゴールが決めたが、その瞬間も宇佐美の目線はゴールに向けられていたが、意識は自身の左腕。そして、振り返ったヒュメットからハイタッチを求められると、宇佐美はキャプテンマークを左腕からだらんとぶら下げたまま、遠慮がちに応じることになった。

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