■「キーパーから逃げて仲川の足元にちょうど収まる軌道」

 このFC東京の先制ゴールを生み出した長倉の“アウトサイドスピン”でのスルーパスに対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。

「このパスに驚愕。悶絶。アウトサイドでカーブかけてバックスピンもかかっている。長倉様がうますぎる。代表レベルでしょ。」
「26番サッカー上手すぎ。」
「長倉のパスかっこよかったなあ。」
「このパスはやばい」
「アウトにかけたようなボールはキーパーから逃げて仲川の足元にちょうど収まる軌道。これだけでご飯3杯いける」

 先制点をアシストした長倉は、1−1で迎えた後半35分に右サイドからのクロスを絶妙トラップから左足で押し込んでの決勝ゴールも奪い、この試合1得点1アシスト。まさに救世主と呼ぶに相応しい活躍だった。天皇杯だけでなく今後のリーグ戦でも、その働きから目が離せない。

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