
オーストリア1部レッドブル・ザルツブルクが公式SNS上で公開した、新・日本人トリオの「完璧な構図」の写真が話題となった。
8月1日、ザルツブルクはドイツ1部シュツットガルトからチェイス・アンリを完全移籍で獲得したことを発表した。現在21歳のチェイス・アンリは、米国人の父と日本人の母を持ち、身長188センチの高さと強靭なフィジカルが魅力のセンターバック。尚志高時代に注目を集め、その高いポテンシャルに、将来の日本代表として期待を寄せられている。
昨季はブンデスリーガで20試合に出場したチェイス・アンリだったが、後半戦は出番を失い、3月からは負傷離脱中だった。その故障の影響で、一時は今回の移籍が「破談」の可能性が報じられたが、最終的には無事に成立。2030年6月までの5年間の契約が結ばれた。そして、サンフレッチェ広島から昨夏に加わった25歳のMF川村拓夢、セレッソ大阪から今夏に加入した20歳のFW北野颯太とともに、日本人トリオが誕生することになったのだ。
そして、この「新・日本人トリオ」がそろった姿をザルツブルクが撮影し、公開した。クラブカラーの「赤」に陰影を付けた背景に、“末っ子”の北野が前列に座り、“次男”のチェイス・アンリが自慢のアフロヘアーと長い足が目立つ形で腰掛け、後方で“長男”の川村が腕を組んだ構図。実にカッコいい、絵になる写真となっている。