
J3のAC長野パルセイロが、8月のホームゲームで来場者プレゼントを実施する。用意されるシャツのデザインと、込められた思いに、ファンから高い評価が寄せられた。
Jリーグは現在、短い中断期間に入っている。8月に入ると、J2、J1と、順次リーグ戦が再開される。
J3は8月16日に再開され、一斉に10試合が行われる。そのリスタートに向けて気合いが入っているクラブのひとつが、長野だろう。
前節はFC琉球に敗れたが、それまでは3戦連続で負けなしと、調子を上げてきていた。さらに、中断期間前最後のホームゲームでは、松本山雅FCに勝利。ホームに今シーズン最多の1万677人を集めたダービーで、大きな勝利を手にした。
その勢いを保つべく、再開初戦に力が入る。8月16日のJ3第23節で、来場者プレゼントを実施するのだ。
先着6500人に配られるのは、オリジナルデザインの襟付きシャツだ。レプリカユニフォームやベースボールシャツが配布されることは多いが、このシャツはひと味違う。地元の専門学校の学生によってデザインされたシャツなのだ。
学生が、「斬新なデザイン」をコンセプトに企画・制作をおこなった。選ばれたのは、紺をベースに、裾にオレンジの炎が燃えるシャツ。同じシャツを着た人と並ぶことで、炎がつながり、一体感を生み出すことができる工夫が凝らされているという。