
チェコリーグ王者スラビア・プラハに加入したサッカー日本代表DF橋岡大樹が、現地7月13日に行われたプレシーズンマッチで本拠地デビューを飾り、左足ボレー弾での移籍後初ゴールを決めた。その“情報量の多さ”が話題となっている。
首都プラハにある本拠地スタジアム、エデン・アレナにドイツ2部のディナモ・ドレスデンを迎えての一戦。今夏にイングランドのルートン・タウンから加入した橋岡は、後半16分から途中出場した。
左肩に星マークの付いた赤と白の背番号8のユニフォームを着用した橋岡は、ピッチインから4分後の後半20分、相手陣内の左サイドからゴール前に入ったロングスローに、ニアサイドの味方が頭で後方へそらせたボールに反応。腰の高さに飛んできた難しいボールを、ジャンプしながら左足ボレーで合わせると、ワンバウンドしたボールが味方の股の間を抜けてゴールネットに突き刺さった。
この新戦力の日本人DFの初ゴールに対して、スタジアムを埋め尽くしていた熱狂的なスラビア・プラハサポーターは大盛り上がり。橋岡は新しいチームメイトたちからの祝福を受けながら、両手を広げて歓喜のガッツポーズを繰り出した。