■「強まっていった」反撃の圧!
後半開始から日本は、背番号10の塩越柚歩(27)を投入。
ウイングではなくトップ下でのプレーとなった塩越だったが、カウンター狙いの韓国に対して中盤での入れ替わりを防ごうとする日本が中央を使う回数が少なくなったことで、アタッキングサードでボールを持つことができなかった。
韓国は、澤穂希や川澄奈穂美らとともにINAC神戸の黄金期を築き上げた、韓国で“女メッシ”と呼ばれるチ・ソヨン(34)が幅広くボールに関与するようになり、反撃の圧がどんどん強まっていった。
辛うじてゴールを割らせなかった日本だったが、ラスト10分で韓国のギアがより上がると、86分にとうとう同点を許してしまう。
その後は日本も攻撃のギアを上げ、アディショナルタイムを含めた約10分間で1試合分相当のチャンスや決定機が生まれる熱戦となったが、1-1のまま終了のホイッスルが響いた。
最終戦は中国と1勝1分同士の激突に。韓国は2分となっており、その試合に決着がつけば、勝利チームが優勝をつかむことになる。
■試合結果
日本代表 1-1 韓国代表
■得点
37分 成宮唯(日本)
86分 チョン・ダビン(韓国)