
FIFAがサッカー日本女子代表レジェンドの写真をSNS投稿。監督としても活躍した、なでしこジャパン選手の現役時代の美しさに、驚きの声が上がっている。
日本のサッカーは、この30年ほどで大きな飛躍を遂げてきた。男子代表は、初めて出場した1998年大会から、ワールドカップの常連に成長。一方の女子選手たちは、男子代表も目標とする世界の頂点に、2011年に早くも到達。国内で初のプロリーグも誕生し、多くの選手が海外のトップクラブへと羽ばたくようになっている。
そのなでしこジャパンに敬意を表し、FIFAは現在の日本代表へとつながる“時代”をつくった選手の写真を紹介した。SNS投稿されたのは、1995年当時の代表選手だ。
1995年女子ワールドカップのハッシュタグとともに「何というユニフォーム」とのコメントがつけられているように、主眼が置かれたのは当時のユニフォームだったものの、女子代表は男子よりも先に1991年にワールドカップ初出場を果たし、4年後の1995年にはベスト8に進出している。その当時のユニフォームが紹介され、「このときのユニホームが1番好き」「歴代の日本代表ユニでこれが一番カッコいい!」などの声が上がったのだ。
それに加え、日本のファンは被写体となった選手の笑顔に惹きつけられたようだ。SNSで世界に紹介されたのは、高倉麻子氏。15歳で代表初選出を果たしたスター選手だった。
10年以上も選手として日本代表に貢献し、引退後、指導者に転じると年代別代表やなでしこジャパンを指揮。東京オリンピックも戦った。