■「マリノス戦の三笘を思い出させるほどの推進力」

 この佐々木の約80mドリブルを目の当たりにしたファンの中には、2020年のJ1リーグ第30節の横浜F・マリノス戦で、当時川崎所属だったサッカー日本代表三笘薫(ブライトン)が見せたドリブルを思い出した者も多くおり、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。

「まるで三笘でしたね!旭くん、どんどん逞しく成長著しくて頼もしい限り!」
「マリノス戦の三笘を思い出させるほどの推進力」
「見てる時は打て!って思ったけど最後CBが両方向から絞り&キーパーがいるからシュートコース微妙だな。」
「対人守備を備えてドリブルで切り込むなんて気持ちいい!旭くんは頼もしくて見てて楽しい」
「アサヒもう代表クラスだと思うのは俺だけ?」

 抜群のフィジカル能力を持ち、CBとSBの両ポジションに対応可能な佐々木は、2000年1月26日生まれの現在25歳。流通経済大学から2022年に川崎に入団して4年目の今季は、ACLE舞台でも印象的なプレーを見せたが、この“三笘彷彿ドリブル”も今後のさらなる飛躍を予感、確信させるものだった。

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