スペインサッカー連盟が現地時間５月２６日、ＵＥＦＡネーションズリーグ（ＵＮＬ）準決勝・フランス代表戦（６月５日、ドイツ・シュツットガルト）へ向けた２６名の同国代表メンバーを発表し、その「発表動画」が話題を集めた。
西暦偶数年の９月から翌年６月にかけて行われるＵＮＬは、今回で第４回目を迎える。前回２０２２－２３大会で初優勝を飾ったスペイン代表は、昨夏のＥＵＲＯ２０２４も制し、連覇のかかる今大会もグループリーグを５勝１分けの無敗で通過すると、準々決勝でオランダ代表をＫ戦の末に下して３大会連続のベスト進出を果たした。準決勝の相手は、最新のＦＩＦＡランキング３位のフランス代表（スペイン代表は２位）だ。
その重要な一戦に向けたメンバーには、ラミン・ヤマル、ペドリ、ガビらのバルセロナ勢、今夏のレアル・マドリード移籍が決定済みのディーン・ハイセンらに加えて、ベティスで復活した３３歳のイスコが約６年ぶりに代表復帰したことが大きな話題となった。そのサプライズに加えてファンから喝采されたのが、ＳＮＳ上で公開された特製動画だった。
毎回、メンバー発表の際に趣向を凝らした動画を作成しているスペイン代表だが、今回は同国代表の黄金期（２００８〜１２年）のメンバーたちが登場。ルイス・デ・ラ・フエンテ現監督とビセンテ・デルボスケ元監督のハグに続いて、イケル・カシージャス氏、ジョアン・カプデビラ氏、そしてアンドレス・イニエスタ氏とフェルナンド・トーレス氏とＪリーグでもプレーしたレジェンドが出演し、それぞれのポジションの選手たちの名前を口頭で読み上げている。
