
現地5月19日、プレミアリーグの第37節が行われ、ブライトンが3-2でリバプールに逆転勝利。サッカー日本代表MF三笘薫の“漫画のような”超絶ボレー弾に大きな反響が寄せられた。
すでに今季のプレミア優勝を決めた王者を相手にしたブライトンの今季のホーム最終戦。ベンチスタートとなった三笘は、1-2の1点ビハインドの後半20分から途中出場する。そのわずか4分後の出来事だった。
左サイドのバイタルエリアでボールを受けた三笘は、ドリブルで斜めに仕掛けながらボックス内に走り込んだFWダニー・ウェルベックへ意表を突く絶妙なパスを送る。そのままパス&ゴーでゴール前に侵入すると、ウェルバックのシュートをブラジル代表GKアリソンが弾いたところに反応。自身の左斜め上に高く跳ね上がった合わせるのに難しいボールだったが、三笘は体を倒しながら逆足の左足ボレーでボールを叩きつけ、豪快にゴールネットに突き刺した。
これが三笘にとって今季プレミアリーグで日本人選手初の2ケタ得点到達となる10ゴール目。28歳の誕生日を翌日に控えた中での“前祝い弾”となった。