「最高のフェアプレー」「胸が熱くなったよ」38歳&33歳GK“2年越しの絆”の紹介動画への感動広がる!「二人とも大好きだ」「キーパー同士の絆はダントツで深い」の声の画像
浦和レッズのGK西川周作 撮影:中地拓也

 ライバルクラブのGK同士の“2年越しの絆”を紹介したJリーグの映像に対して、ファンの間に感動の声が広がっている。

 5月6日に埼玉スタジアムで行われたJ1リーグ第15節、浦和レッズガンバ大阪の一戦のことだった。冷たい雨が降る中、浦和の38歳の守護神GK西川周作が、開始早々のハイボール処理の際に左足を痛めるアクシデントに見舞われる。その後、プレー続行を試みるも苦悶の表情で交代を申し出ることになった。

 西川は悔しそうにピッチに座り込んだ。そこに浦和の選手たちが心配そうに駆け付けたが、さらに反対側のゴールからG大阪の33歳GK一森純が、走りながらピッチを縦断する形で西川の元へ駆け寄り、肩を叩きながら声をかけたのだ。

 この行為に対して、一森は試合後に「2年前にここで怪我をした時、周作さんに声をかけてもらった」とコメント。そしてJリーグが公式インスタグラム、一森の言葉とともに実際にあった2年前のシーン(横浜F・マリノス時代の一森が負傷して退場する際に西川が声をかけた場面)と今回のシーンと合わせて「スポーツマンシップが表れたシーン」と紹介。ファンの共感と感動を呼ぶことになった。

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