FC東京2シャドー左の「15歳逸材」が躍動も…元サッカー日本代表「36歳エース」の全ゴールに絡む活躍で清水エスパルスが5位浮上「イメージはできていた」【FC東京VS清水エスパルス】PHOTOギャラリー激闘22連写の画像
試合後、「股を抜くイメージはできていた」と語った乾貴士。元サッカー日本代表の活躍で、清水エスパルスがリーグ3連勝を飾った。撮影/渡辺航滋 (Sony α-1Ⅱ)
【激闘21連写】厳しい表情が一変した「試合後」の大エース、ありえない落ち着きの「七夕誕生日」15歳の逸材、元日本代表「ダメ押し」ゴールの瞬間5連写!

【明治安田J1リーグ 第13節 FC東京VS清水エスパルス 2025年4月29日(火)13:09キックオフ】 撮影/渡辺航滋 (Sony α-1Ⅱ)

■「何か起こるかなと思った」

 FC東京は中3日、清水エスパルスは中8日で迎えた、この一戦。ガンバ大阪に3-0完勝した東京と、2連勝中の清水という上り調子の両チームが相まみえた。
 そんな試合は序盤は清水のペース。ワンタッチで前を向くと、即座に仕掛ける清水の攻撃を、東京がファウル覚悟で止めにいく、という展開でスタートした。
 一方の東京は、2シャドーの左に15歳の逸材、北原槙を起用。その後ろに、左ウイングバックの遠藤渓太、3バックの左に安斎颯馬を置いて、左サイドを活性化させるシステムを採用した。

 だが前半、追い越しや連動で「攻撃の核」となることを期待された左サイドだが、思うように機能しない。
 そのため、東京の攻撃は、マルセロ・ヒアンへのシンプルなロングボールが頼みの綱に。その期待に応え、数多くの決定機を作ったものの、惜しくも得点には至らない。
 先制したのは、清水だった。ペナルティエリア内で流れたボールに、乾貴士が触れると、クリアしようとした遠藤渓太が乾の足を蹴ってしまう。
 PKを獲得した乾は、
「先に触ってしまえば、引っかけられたり蹴られたり、何か起こるかなと思った」
 その狙い通りに得たチャンスを、北川航也が決め、清水が1点をリードして試合を折り返した。

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