
現地4月26日、プレミアリーグ第34節が行われ、ブライトンが試合終了間際の2得点でウェストハム・ユナイテッドに3−2の劇的勝利を収めた。その同点弾を決めたのが、サッカー日本代表MF三笘薫だった。
ブライトンの本拠地アメリカンエクスプレス・スタジアムでの一戦。直近のリーグ戦で5戦未勝利(2分け3敗)と調子を落としていた中、三笘は2試合連続のベンチスタートとなる。出番は1−1の後半17分から。途中出場でピッチインした後、後半38分に勝ち越し点を許す展開となったが、後半44分に三笘がストライカーと化す。
相手陣内に押し込んだブライトン。左サイドからのヤンクバ・ミンテの仕掛けから、中央でボールを受けたディエゴ・ゴメスが右サイドの大外へロングパスを送る。そしてブラジャン・グルーダが頭で中央へ折り返すと、巧みな動きでゴール前でフリーとなっていた三笘がダイビングヘッドで同点弾をゴールネットに突き刺した。
これが三笘にとって2試合連続での今季プレミアリーグ9得点目。自身の欧州リーグでの自己最高得点数をさらに更新し、2ケタゴールに王手をかけた。