
現地時間4月25日、川崎フロンターレは現地3日目の練習を行った。その後、マルシーニョが取材に応じた。
川崎のACLE勝ち上がりを支えてきた快速ドリブラーが自身をみなぎらせた。昨年9月18日に敵地で迎えたグループステージ第1戦の蔚山戦で決勝ゴールを決めて歴史的勝利をチームにもたらすなど、今大会ここまで4ゴールを記録してきたマルシーニョ。それだけに、「今までのゴール数が自分の自信にもなっている。ゴールを重ねることによって、自分にとってもチームにとってもいい結果につながってくる」と、「結果」がいい循環になっていると話す。
そんな試合のキーマンは、このファイナルズを前に迎えた怒涛の7連戦で唯一、全試合連続先発を果たしてみせた。疲労が蓄積してもおかしくない状況とも言えるが、「日頃から自分がケアしていることの成果がしっかりと出てるのかな」と自信を見せながら振り返ったうえで、中2日で迎えるサウジアラビアでの3連戦にも「すべて出たい」と力強く言い切る。
続けてアルサッドに対しての攻略のイメージを聞けば、「今までやってきた通りそのままやれればいいんじゃないか。試合をまず楽しむというところから」としたうえで、「ただ、彼らにとって自分たちと対戦するのはサプライズになると思います」とニヤリ。そして、「トーナメント戦なのでとにかく目の前の一戦に集中して、勝つことだけを考えてやっていきたい」と話す。