
現地時間4月27日に行われるACLE準々決勝アルサッド戦に向けてジェッダ市内で調整する川崎フロンターレ。25日の練習後に山口瑠伊が取材に応じた。
今大会の川崎にとって難しい状況の一つが、準々決勝の開催地であるプリンス・アブドゥッラー・アルファイサル・スタジアムで練習を行えないことだ。通常、前日に行われる公式練習では開催スタジアムでピッチの感触を確かめながらトレーニングができるが、今回はそれが不可能に。
そんな中でカギを握るのが4月25日の午前中に行われたスタジアム視察だった。スタッフを中心とした陣容で決戦の地に赴いたが、その中で一人だけ同行した選手が山口瑠伊である。GKとしてピッチの状態を見ておきたいがゆえのもので、その山口に感じたことを聞けば「ここ(練習場)とけっこう似てて、ちょっとふわっとしてる感じはあります。イレギュラーな場所は1か所だけで、あとは綺麗かなっていう感想ですね」と充実した時間だったことをうかがわせた。
また、「ロッカールームがベンチの真逆にあるので、ちょっと違っていて面白い」とも振り返る。通常のスタジアムではベンチからロッカールームまですぐにアクセスできるようになっているが、プリンススタジアムではスタジアム内を180度移動しなければいけないため、ハーフタイムの過ごし方にも変化が出そうだ。