■長いロスタイムの「結果」

 神奈川ダービー。夜は冷たい風が吹いていたが、等々力のスタンドは熱かった。

 初先発だった川崎の大関友翔のJ1初ゴールとなる先制弾で始まった試合は、ヤン・マテウスが最初のミスを帳消しにするゴールで前半を終えた。

 セサル・アイダルが、みんなを唖然とさせるような強烈なシュートで川崎がリードした。

 川崎の長谷部茂利監督は「2-1で勝てた試合」と表現したが、それが3-3まで行ってしまう。

 89分に天野純のゴールで追いつかれ、92分にはヤン・マテウスに勝ち越しのゴールを奪われてしまう。

 長いロスタイム。最後の最後にはコーナーキックから高井が決めることができた。

 どちらも勝てた試合だと思ったダービーは、痛恨の引き分けという結末だった。

PHOTO GALLERY ■【画像】サッカー日本代表DF期待の星の「驚きの跳躍力」と「ゴール後の雄叫び」を聞け!
  1. 1
  2. 2