
現地時間の4月22日、横浜F・マリノスはサウジアラビア・ジェッダで練習を行った。4月26日の初戦に向けて、コンディションを確かめるように汗を流した。
サウジアラビア入りしたのはこの日の朝4時過ぎのこと。チャーター便で14時間の移動を終えると、まずはチームホテルに入ったものの、その日の19時からトレーニングを開始した。
日中は出歩くのも厳しいほどの暑さに見舞われながらも、夕方にはそれも若干落ち着くほどに。それでも、選手はみるみるうちに汗だくになっていった。
この日の練習はパトカーが護衛する中をバス2台で移動したが、練習が始まってみればいい雰囲気に。パトリック・キスノーボ暫定監督は練習の中で自ら指示を送り、「簡単なミスをするな」などと熱い声を響かせた。
練習後、遠野大弥は「ちょっと暑いですけど、雰囲気はいい」と振り返る。チャーター便で古巣・川崎フロンターレと同乗したことについては、「僕が一番楽しんでいたのかな」とリラックスできた様子を言葉にしたものの、「僕が一番最初に寝ました」と明かした。
横浜F・マリノスは日本時間の4月26日28時30分にアル・ナスルと対戦する。
(取材・文/中地拓也)