
J3のカマタマーレ讃岐が、新グッズを発表した。他クラブにもありそうながら、どこか一風変わったアイテムに、ファンが称賛の声を上げている。
讃岐がJ3を戦うようになって、今季で7シーズン目となった。かつてはJ2で戦っていたが、2018年に最下位となって降格が決まって以来、3部リーグを戦い続けている。
だが、今季は少し変化がありそうだ。昨季は第13節でようやくシーズン初勝利をつかんだが、今季は開幕戦こそアウェイで引き分けたものの、続く第2節で勝点3をゲット。第4節まで終えた時点で、1勝2分1敗として11位につけている。
今季初勝利を手にしたのは、第2節のホームゲームでのことだった。続く第3節もホームでツエーゲン金沢と引き分け、今週末には第5節をホームのPikaraスタジアムで戦う。チーム一丸となり、目指すは今季2勝目に他ならない。
選手だけではなく、クラブのスタッフも力が入る。多くのファンに選手たちの背中を押してもらい、つかんだ好結果でさらに多くの観客を呼ぶ。好循環のサイクルを回していきたいのだ。
攻勢に出たいホームゲームに向け、クラブは新グッズを発表した。定番のタオルマフラーなどに加えて、キャリーオンバッグやサコッシュなどをラインアップに並べたのだ。
前述2つのグッズはやや値が張るが、1300円のクラブマスコット「さぬぴー」をデザインした巾着という、老若男女問わずに手を伸ばしやすいアイテムも並んだ。
その一方、アイディアとしては定番のような奇抜なような存在で、値段も何とも言えないようなグッズも投入された。それが「さぬぴー組み立てお面」である。
SNSでの公開写真を見ると、マスコットのさぬぴーの顔と頭が平面にプリントされているだけのようである。だが、この2Dを組み立てることで、一気に立体感が強まる3Dへと展開される。SNSでは選手をモデルに起用しているが、その正体よりもアイテムへの興味が先立つ。