
J2水戸ホーリーホックのアイディア企画が大好評だ。赤ちゃんたちのかわいく懸命な姿が、多くの人の間に癒しを広げている。
2025年のJリーグが開幕し、各チームの選手たちがピッチ上で奮闘している。一方、各クラブのスタッフは、ピッチ外からスタジアムを盛り上げるために知恵を振り絞っている。
スタジアムでの一番の魅力が試合であることは間違いない。だが、試合会場ではスタジアムグルメや各種イベントといった周辺の要素も重要になってくる。
各クラブとも趣向を凝らしているが、前節に好評だったのが水戸のイベント。その名も「赤ちゃんハイハイレース」だ。
水戸は3、4月のホームゲームを「ファミリーDAY!」と銘打ち、家族で楽しめるイベントを数多く開催する。その中のひとつが、「赤ちゃんハイハイレース」なのだ。
内容は、名前のとおりだ。まだ歩けない赤ちゃんが、ハイハイでレースを展開する。試合開始を待つファンの前で、トップを競うのだ。
とはいっても、赤ちゃんは特にトップを狙うという気概にあふれているわけではない。クラブがSNSで公開した動画では、レースがスタートしても動こうとする赤ちゃんはいない。スタート地点でバタバタ手足を動かして喜んでいたり、動き始めてもコースを横切ったりと、それぞれのスタイルを崩さない。