
J1リーグ第4節を終えた直後、G大阪のMFネタ・ラヴィが自身の公式インスタグラムに投稿した写真にサポーターが反応し、目頭を熱くさせている。
現在28歳のネタ・ラヴィは、現役イスラエル代表のボランチ。2023年にG大阪に加入すると、力強いボールキープと優れた展開力で存在感を発揮してきた。昨季は鈴木徳真&ダワンのコンビの前に控えに甘んじたが、今季は開幕から全4試合(スタメン3試合)に出場し、3月1日に敵地・味の素スタジアムて行われた東京ヴェルディ戦では90分フル出場して1-0勝利に貢献した。
その東京V戦で、楽しみにしていた「再会」があった。その相手は、昨季までG大阪に所属したチームメイトであり、サポーターからも愛されていた福田湧矢だ。
高卒から7年間過ごした古巣との対戦となった福田は、後半開始からピッチに立ってビッグチャンスも作ったが、後半39分に顔面でのシュートブロックから脳震盪の疑いで無念の交代。G大阪時代も何度も脳震盪に見舞われただけに、ネタ・ラヴィも含めてG大阪の選手たちが心配する様子が試合中継でも映された。
そして試合後、ネタ・ラヴィは自身の公式インスタグラムを更新し、試合当日の写真を4枚投稿した。その3枚目に、試合開始直前の通路で福田の首に腕も回して話しかけている“再会ショット”を公開。チームの勝利を喜びながら、旧友の状態を心配している。