■今後も入手困難は続くか
JFE晴れの国スタジアムは岡山県岡山市にある陸上トラックも備えた競技場で、Jリーグによる入場可能数は1万5479人となっている。アウェイ席は必ずしも広いとは言い難いうえに、また、J1リーグ初参入ということで岡山を観光したいJ1クラブアウェイサポーターが熱視線を送る状態となっている。
当然、地元も熱気に満ち溢れており、6500枚を用意していたという2025年のシーズンチケットも、1月10日の時点でクラブは完売していたと発表していた。
山陽新幹線も停車するJR岡山駅から徒歩15分程度というアクセスのしやすさも入手困難に拍車をかけており、今後もチケットは争奪戦となりそうだ。
岡山は昨年のJ1昇格プレーオフを制して、今季、J1に初挑戦。そのプレーオフ決勝ではベガルタ仙台を迎えたが、チケットを購入できない仙台サポーターが続出。スタジアムの外で声援を送るなどして問題となっており、仙台・森山佳郎監督も「(スタジアムに)入れない人がいたので、チケット問題をどうにかしてほしいなとは思います。入れなくて、仙台から来たものの、100人ぐらいの人は見れずに外から声を送ってたということはちょっと問題提起したい」と、サポーターを思っての言葉を発していた。