「この試合で一番のシーン」J1清水DF高橋祐治の国立PA内“ここが僕のアナザースカイ”映像に反響!「最高の笑顔」「本当に良かった」、乾貴士も「お前はすげーよ」と脱帽の画像
東京ヴェルディ戦後に笑顔を見せた清水エスパルスのDF高橋祐治 撮影:中地拓也

 今季J1復帰を果たして開幕戦勝利を飾った清水エスパルスのDF高橋祐治が試合後に投稿した“再出発”の動画&写真がファンの感動を呼んだ。

 2月16日に行われた清水の今季開幕戦の相手は、2年前のJ1昇格プレーオフ決勝で敗れた東京ヴェルディ、場所も同じ聖地・国立競技場だった。クラブとしても因縁の相手であるが、試合終了直前に痛恨のPKを献上をした高橋にとっては、さらに特別な想いがあった。

 PK判定となったシーンは、かなり微妙な判定で正当なタックルのようにも見えたが、結果としてJ1昇格を逃すことになり、高橋は責任を強く感じた。それだけに収まらず、妻の高城亜樹も含めてSNS上に誹謗中傷のコメントが寄せられたことでクラブが法的措置の対応を取る声明を発表する事態にもなった。その苦しい時期を経て、高橋はそこから力強く立ち上がり、昨季は不動のCBとして活躍してJ2優勝を果たした。そしてJ1舞台に戻ってきたこの日、1−0とリードした後半40分から途中出場して逃げ切り勝ちに貢献し、歓喜を味わった。

 その試合直後だった。高橋は2年前にPKを献上したペナルティーエリアの場所に歩みを進めた。後ろには大勢の清水サポーター。そこで乾貴士を撮影者にして誇らしげにポーズを決めると、ピッチを指差しながら「ここが僕のアナザースカイ」と笑み。試合前日に放送された日本テレビ系『アナザースカイ』に、実姉で女優、モデルなどで活躍している高橋メアリージュン、高橋ユウと出演した“流れ”も踏まえての決め台詞を叫んだ。

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