
現地2月15日、フランス1部リーグ・アン第22節が行われ、ASモナコが7−1でナントに大勝した。その勝ち越し弾となったサッカー日本代表MF南野拓実の超絶ダイレクトボレー弾が反響を呼んだ。
昨季リーグ戦30試合出場9得点6アシストと活躍した南野は、今季開幕戦(8月17日)で幸先よくゴールを決めるも、第2節以降は好プレーを披露しながらもゴールに繋がらない悶々とした日々を過ごしていた。それでも今週、久保建英(レアル・ソシエダ)、三笘薫(ブライトン)らの日本代表のチームメイトたちがゴラッソ弾を決めて欧州サッカー界を沸かせた中、南野も“目覚め”た。
前半44分に左サイドを抜け出してからのグラウンダーのクロスで同点弾をアシストすると、そのおよそ1分後の45分だ。相手キックオフの流れからモナコがボールを奪うと、センターサークル付近からMFラミン・カマラが、相手DFの裏を狙って走り始めた南野の前線へボールを送った。
ここで南野が周囲の想像を超える芸術的なプレーを披露する。ボックス内まで走り込みながら、背後から飛んできた約40mのロングパスを、そのまま地面に落とすことなく右足ダイレクトボレー。鋭いシュートを放ち、GKの手を弾き飛ばしながらゴールネットを揺らした。