川崎・長谷部監督、ACLE・1次リーグ最終戦に向けて「勝利で終わりたい」。中3日・中2日での選手選考は「大事にしているのはコンディション。試合に勝つために11人を選ぶ」と説明の画像
前日会見に登壇した川崎フロンターレの長谷部茂利監督と車屋紳太郎 撮影:中地拓也
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 2月18日、川崎フロンターレACLE第8節セントラルコースト・マリナーズ戦に挑む。その試合を前に等々力競技場で川崎フロンターレからは長谷部茂利監督と車屋紳太郎が、セントラルコースト・マリナーズからはマークジャックソン監督とストーム・ルーが会見に挑んだ。

 東地区の12チームで8試合を戦い、上位8チームがラウンド16に進出する今季のACLE・1次リーグ。川崎はここまで5勝2敗の3位ですでに勝ち上がりを決めており、対するCCマリナーズは1分6敗の12位ですでに敗退が決まっていることから、異なる立場で試合に入ることになる。
 最終戦の対戦相手について車屋紳太郎は、「体格が大きい選手が多いですけど、ボールを握ってくる」と話せば、長谷部監督は「ダイナミックな攻撃を織り交ぜながら、攻撃をしかけてくる。受けて立つだけでなく、点数を取りたい」と意気込む。
 川崎はACLE第7節から中3日でJ1リーグ・名古屋グランパス戦を戦い、このACLE第8節までは中2日。その戦い方に注目が集まる中、長谷部監督に選手起用について聞けば、「大事にしているのはコンディションです。試合に勝つために11人を選び、途中から入る予定の選手をベンチにいれたい。コンディションは体だけでなく、心や目つき、顔つきもそうです。勝てる確率を上げるために、意志の強い選手を並べたい」と説明。「勝利で終わりたい」と話す一戦へ、見極めを重要視する。
 車屋紳太郎は「チーム全体で戦っていることを見せられる試合にしたい」と話し、1年間ケガで苦しんできたからこそ、「明日の試合で見せたい」と語気を強めた。

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