「まじでエムバペやん」J1広島の新人FW中村草太の爆速スプリント&弾丸シュートでのプロ初ゴールが衝撃的!「なんちゅう角度やねん」「こりゃ末恐ろしい」などの声の画像
サンフレッチェ広島の中村草太 撮影:中地拓也

 J1サンフレッチェ広島の大卒ルーキーFW中村草太の圧巻の加速からのパワフルショットで決めたプロ初ゴールへの衝撃が広がっている。

 2月12日に行われたAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)ノックアウトステージ・ラウンド16第1戦で、グループEを5勝1分け無敗の首位で勝ち抜いた広島は、敵地・ベトナムでグループGを3勝2分け1敗の2位で勝ち抜いたナムディンFCと対戦した。前半はなかなかシュートまで持ち込めない展開で0−0で終えたが、この状況をルーキーがこじ開ける。

 後半19分、トルガイ・アルスランとの交代で中村がピッチに送られると、その9分後の同28分だった。

 前線右サイドでボールをキープしたFWジャーメイン良が振り向きざまに相手DFラインの裏にスルーパスを送り込む。このスペースを突いたパスに背番号39の中村が反応。力強い加速ですぐさまボールに追い付くと、スピードに乗ったまま、角度のないところから右足一閃。凄まじい勢いでの弾丸シュートを逆サイドネットに突き刺した。

 群馬県出身で現在22歳の中村は、前橋育英高校から明治大学に進学すると、3年、4年次に関東大学サッカーリーグで2年連続の得点王&アシスト王となった。その肩書きが伊達ではないことを証明し、武器である「スピード」と「パンチ力」がファンの想像以上であることをアピールするゴールにもなった。

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