
J1の湘南ベルマーレが、2025年シーズン前期のポスターを発表した。まさに「一丸」であることを示すデザインに、高評価の声が上がっている。
湘南が、強い意欲を持って新シーズンに挑む。その意気込みを表すようなポスターが発表された。
湘南は新時代の扉を開けようとしている。1999年のJ2初降格決定後、2010年にようやくJ1へと復帰したものの、1、2年でのJ2リターンが数度繰り返された。だが2018年にJ1へと戻ると、今季で8シーズン連続で国内最高峰の舞台で戦い続けることとなった。
ただし、昨年も15位に終わったように、ここ7シーズンはJ1残留を果たしているものの、2ケタ順位を脱せずにいる。クラブとして、もう1段階上へとステップアップしていかねばならない。そのために必要なのが、クラブに関わる全員が一丸となって前進していくことだ。
そんな思いを体現するかのようなポスターが完成した。主役は、トップチームの監督、選手「全員」だ。
多くのクラブのシーズンポスターでは、主役級の選手数名をモデルにデザインされることが多い。だが湘南は、あえてチーム全体を一枚のポスターにまとめた。
しかも、単に全員が収まっているだけではない。表情やポーズが違い、それぞれの個性を打ち出している。それでも統一感があるのは、基調カラーのおかげだろう。クラブカラーであるライトグリーンが全員を包み、一体感を強く感じさせるのだ。