
2月6日、名古屋グランパスが2025シーズンのキャプテン、副キャプテンを発表した。その人選が驚きと興奮を呼んでいる。
昨季、ルヴァンカップを手にした名古屋は今季、改めてリーグタイトルを狙うこととなる。その中心となるキャプテンに選ばれたのは、和泉竜司。1993年生まれで現在31歳のMFだ。2016年に名古屋でプロ入りすると、その後、鹿島アントラーズに所属した時期もあったものの復帰。背番号7を背負ってチームをけん引している。
キャプテンを支える副キャプテンに選ばれたのは、徳元悠平と加藤玄。徳元は昨季途中にFC東京から加入し、その献身的な動きでチームの力になっていた。
そしてもう一人の加藤が、ファン・サポーターにとって大きなサプライズとなった。というのも、加藤は筑波大学から今季の加入となっており、当然、プロ1年目。卒業までまだ1年あったものの、それを前倒ししてプロ入りを決めていた。下部組織出身ではあるが、経験の豊富な選手が多い名古屋にあっては異例と言える。